アーカイブ: 5月 2013

ガムピーリング

こんにちわ。ニコデンタルクリニック院長の西野です。

今回はガムピーリングについてお話します。

口元の印象を決定する要因としてキレイな白い歯も重要ですが、健康なピンク色の歯肉も白い歯を際立たせるために重要な役割を担っています。

ガムピーリングとは食事や喫煙でしみ込んだ歯肉の黒ずみ(メラニン色素沈着)を専用の薬液やレーザーを使用して取り除き、ピンク色の歯肉にもどす治療です。

施術はまず歯と歯茎の境目をガードしてから歯肉を消毒し表面麻酔薬を塗布後フェノールでブリーチング、アルコールで中和させます。

施術中は表面麻酔薬を塗布しますので強い痛みは感じませんが、少しヒリヒリと歯肉がしみる感じがでる事があります。

施術後は刺激物はさけて、歯みがきで口腔内を清潔に保って下さい。

施術後歯肉は白くなり、3日ぐらいたつと古い組織がはがれ落ち新しい組織ができてきます。

はがれた後、1~2週間ぐらいは刺激を加えると痛みますので、歯みがきの際にはピーリングをした部分を擦らないよう注意が必要です。

2週間ぐらいで健康な歯肉が戻ってきます。

当院では専用の薬剤を使用する方法で片顎五千円、全額一万円で行っています。

1回でメラニン沈着が取りきれない場合には無料で2回目を行っています。

妊娠中の方、フェノール、アルコールにアレルギーのある方、歯肉の状態の悪い方、歯科金属が原因で色素沈着を起こしているケースの方は適応外になります。

ご興味のある方は当院までお気軽にお問い合わせ下さい。

   

 カテゴリ:審美歯科

ドライマウス

こんにちわ。ニコデンタルクリニック院長の西野です。

今回はドライマウス(口腔乾燥症)についてお話します。

ドライマウスは口腔乾燥症とも呼ばれ、唾液の量が少なくなり口の中が乾燥する疾患です。

原因として加齢、ストレス、全身疾患(糖尿病、シェーグレン症候群など)、薬の副作用などがあげられます。

症状が進行すると、口の中が乾いてヒリヒリしたり、味覚障害などの症状がでることもあります。

対処法として、保湿スプレー、保湿剤配合洗口剤、人工唾液の使用、ガムやキャンディーを摂取して味覚、咀嚼刺激により唾液をだすようにします。

その他唾液腺のマッサージや口腔機能訓練(口の周りの筋肉を鍛え口腔機能の向上を図る)も効果があるといわれております。

ドライマウスになり唾液の量が減ると虫歯や歯肉炎、歯周病になりやすくなるため注意が必要です。

 

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歯の破折 ファイバーコア

こんにちわ。ニコデンタルクリニック院長の西野です。

今回は歯の破折とファイバーコアについてお話します。

歯の破折は外傷や歯ぎしり、くいしばりなどにより歯に過度の負担がかかることにより起こります。

歯茎が腫れる、しみる、違和感、痛くて咬めないといった症状が出ることが多いですが無症状のケースもあります。

歯の頭の部分(歯冠)が破折してしまった場合には詰め物、被せ物をしたり、場合によっては歯の神経をとる治療を行い出来るだけ歯の保存を試みます。

しかし、歯茎の中にある歯の根の部分(歯根)まで割れてしまった場合には抜歯になってしまうケースがほとんどです。

歯の破折は神経を取り除いた歯に起こることが多いです。

神経を取った歯は弱くなりますので破折のリスクが高まってしまいます。

神経を取った後にいれる補強の土台の種類の選択によりある程度破折のリスクを減らすことができます。

当院では補強の土台はファイバーコアをお勧めしております。

ファイバーコアは金属を使用しない白い土台でガラスの繊維がはいっており力が加わると歯と一緒にたわむため、かかる力を分散し歯にかかる負担を軽減してくれます。

金属アレルギーの心配をなく歯茎が黒ずむ心配もありません。

興味のある方は気軽に当院までお問い合わせください。

 

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