こんにちわ。ニコデンタルクリニック院長の西野です。
今回は手足口病のついてお話します。
手足口病はウイルス(コクサッキーウイルス、エンテロウイルス)が原因となって発症する疾患で手足や口の中、周囲に2~3mm程度の水ぶくれができる疾患です。
流行するのは夏場が多く7月頃にピークをむかえます。
特に今年は流行しているため注意が必要です。
埼玉県では流行警報の基準値を超えて流行しています。
初期症状として発熱や倦怠感、頭痛やのどの痛みを伴うことが多いです。
飛沫や接触により感染します。
手足口病は10歳以下の乳幼児や小児がかかりやすいですがまれに大人のも感染することがあります。
特に予防薬もなく手足口病のウイルスに有効な薬がないため治療は発熱や水ぶくれへの処置が中心となります。
通常は1週間ほどで回復しますがごく稀に重篤な症状へ移行するケースがあるため注意が必要です。
予防策としてはうがいや手洗い、マスクの着用による飛沫感染の防止が効果的です。