こんにちわ、ニコデンタルクリニック歯科助手の鈴木です。
今日は予防の習慣について書きたいと思います。米国では日本と比べてむし歯や歯周病などの歯周疾患がとても少ないです。
最も大きな理由として公的な健康保険が一般の国民に普及しておらず、医療費も高額のため病気にならないための予防が根付いていることです。
ご自身で自宅でやるケアとしては日頃の歯ブラシと同じくらいにデンタルフロスの使用が一般的です。ここが日本との決定的な違いで日本ではフロスを使用している人は20%に満たないとされています。
米国では定期健診や定期的な歯のクリーニングなどを多くの人が受けています。予防の為にと、自発的に受ける場合ももちろんありますが、民間保険の中には定期健診、クリーニングが義務づけられていてこれを受けないとむし歯や歯周疾患になった時に治療費が下りないという保険まであるそうです。
日本はむし歯にならない為に予防をするのではなく、病気になってから保険が利く治療を受けたほうが安いという風にとらえてしまいがちなので、そういった意識から少しずつでも病気になる前に予防しようという習慣をつけられるといいですね。