こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。
今日は赤ちゃんの食育についてお話ししたいと思います。
母乳育児は赤ちゃんやママ自身の病気を防ぐといわれていますが、何より赤ちゃんとママの絆を強くすると実感しています。そして離乳食や幼児食の「噛む」「飲み込む」など口腔機能の発達の基礎にもなるともいわれています。そして、離乳期には離乳食を通して、少しずつ母乳以外の食べ物に親しみながら食べ物を「口に取り込む」「噛む」「飲み込む」ことを学んでいくので離乳食への移行を適切に進めることが重要だと思います。
私の息子もやりますが、手をグーにして吸ったり、指を吸ったり、おもちゃをくわえるなどの遊びは一見不衛生でやめさせたくなりますが、離乳食を食べるための口唇や舌や顎を動かし食べ物の感触、大きさなどを認識する準備行動なのでやめさせないほうがよいとされています。
食べ物の固さや大きさが変化していく離乳食を順調に咀嚼して嚥下するには歯の生え方が影響するため前回もお話ししましたが月齢ではなく歯の生え方に応じた離乳食で進めていくことが重要だと思います。
味覚の発達にも離乳食は重要な役割があるのでベビーフードのみに頼らずママが手作りする離乳食によって、かむことで味覚を感じること、いろいろな食べ物を「見る」「嗅ぐ」「触れる」ことが感覚を刺激し発達に重要とされています。
今はたくさんのベビーフードがありますが、私の母や姉がしてきたように私も手作り離乳食のみで頑張っていきたいと今から勉強中です!!