こんにちはニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。
今日は離乳期から幼児期の子供が食べにくい食材についてお話ししたいと思います。
乳歯列では一般的に・・・
・皮が残るもの・・・トマトの皮、豆の皮
・ペラペラしたもの・・・わかめ、レタス
・弾力のあるもの・・・こんにゃく、きのこ、かまぼこ
・固すぎるもの・・・かたまりのお肉、いか、たこ
・口の中でまとまらないもの・・・ひき肉、ブロッコリー
・匂いのつよいもの・・・にら、しいたけ
・唾液を吸うもの・・・パン、卵の黄味、さつまいも
・誤飲しやすいもの・・・こんにゃくゼリー、おもち
が苦手とされています。「何か月になったからこの食べ物」ではなく「この歯が生えてたべられるようになったからこの食べ物」と判断していただいたほうが良いです。
噛めるようになっているのにやわらかい食べ物しかお口に入ってこないと逆に咀嚼機能や顎の発達も遅れ、噛む気がなくなってしまいます。
毎日の歯磨きの際に虫歯や異常のチェックはもちろんにこと、こんな食材が食べれるかな、まだかなと観察しながら進めていただきたいと思います。