こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。
今日は妊娠期に歯科保健指導・定期歯科検診を受診したママのお子さんが3歳時齲罹患に及ぼす影響についてお話ししたいと思います。
当院でも妊婦さんの歯科検診に力を入れて妊婦さんにご自身の口腔ケアはもちろんこれから生まれてくる赤ちゃんのお口についての指導をしていますが、実際のところ母親が妊娠中から口腔保健指導を受けた場合は、受けなかった場合に比べて3歳時で子供の齲蝕発生率が3分の1であったという研究結果が出ています。さらに子ども自身にフッ化物塗布を含むメインテナンス受けた場合は受けなかった場合に比べて齲蝕発生率が3分の1であったという結果があり、単純計算すると3倍×3倍=9倍齲蝕になりにくいと言えます!!
そこにキシリトールの使用がプラスされれば予防できる確率がさらに上がるはずですのでこれからも妊婦さんの検診を通しておすすめしていきたいと思います。
2014年7月30日 カテゴリ:小児歯科, 未分類