こんにちわ。ニコデンタルクリニック院長の西野です。
今回は知覚過敏についてお話します。
知覚過敏になると虫歯でもないのに冷たいものがしみたり、歯みがきをした時に歯がしみる症状がでます。
知覚過敏は歯の表面のエナメル質が削れてしまい、象牙質と呼ばれる部分が露出してしまうことによって刺激が神経に伝わり歯がしみてきます。
主な原因としては硬さが硬い歯ブラシの使用、ブラッシング時の過度の圧による間違った歯みがき、歯ぎしりやくいしばりによるエナメル質の破壊、歯周病により歯肉が後退し歯の根の部分が露出してしまうことにより起こります。
治療法としては知覚過敏を抑制する薬の塗布、知覚過敏用歯剤の使用、削れてしまっている部分への詰め物によるコーティングなどを行います。
歯ぎしりやくいしばりがある方はマウスピースをの使用し過度な歯や歯周組織への負担をを軽減すること、適切なブラッシングによりエナメル質が削れてしまうのを防いだり、歯周病を予防することも大切です。知覚過敏ではなく、虫歯によって歯がしみる症状がでることもあります。
症状がなくても歯ぎしりや過度な力でのブラッシングは検診で発見できることも多いので定期的にチェックを受けることをお勧めします。
2013年3月6日 カテゴリ:知覚過敏