インプラント
口腔外科・インプラント 真鍋 真人
資格
認定資格 | 日本口腔外科学会専門医・指導医・認定医 WCOI財務担当理事 |
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経歴
昭和54年 | 日本大学松戸歯学部卒 |
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昭和61年 | 昭和大学口腔外科助手 |
平成2年 | 昭和大学口腔外科講師 |
平成16年 | 昭和大学インプラント科兼任 |
平成18年 | 昭和大学インプラント科科長(病院長直属 助教授) |
インプラント治療とは?
歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。
入れ歯やブリッジと異なり隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で強い力で違和感なく噛むことができるようになります。
また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。
当院で採用しているインプラントメーカー
当院では世界のインプラントシェアでトップクラスを誇るストローマン社のインプラントを採用しています。
ストローマン社は1954年にスイスで創立したメーカーで、チタン製のスクリュー型インプラントの製造を1976年から行っています。
精密な技術と徹底した品質管理で世界70ヶ国以上、500万人以上の患者さんが、ストローマンインプラントによる治療を受けています。
1300万本以上のストローマンインプラントが治療に使用されていて安全性も確立されているといえます。
日本では1984年からストローマン社のインプラントの販売が始まり、現在も数多くの医院で採用されています。
治療費について
インプラントの治療費に関しましては、治療方法や内容、部位等によって変わってしまいます。
こちらの料金表はおおよその金額となるため、詳細に関しましては担当医までお問い合わせいただけますでしょうか。
当院では、患者さんお一人お一人にあった、最善の治療方法に基づいたお見積りを作成させていただきます。
お気軽にご相談ください。
歯を数本失った場合
歯を1本失った状態を修復する場合 | |||
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治療内容 | 1箇所あたりの金額(円) | 使用本数(本) | 小計(税込) |
インプラント(下部) | 297,000 | 1 | 297,000 |
インプラント(上部) | 165,000 | 1 | 165,000 |
CT撮影料 | 無料 | 術前・術後 | 0 |
合計(税込) | 462,000 |
歯を3本以上並んで失った状態を修復する場合 | |||
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治療内容 | 1箇所あたりの金額(円) | 使用本数(本) | 小計(税込) |
インプラント(下部) | 297,000 | 2 | 594,000 |
インプラント(上部) | 165,000 | 2 | 330,000 |
ブリッジ(人工歯) | 110,000 | 1 | 110,000 |
CT撮影料 | 無料 | 術前・術後 | 0 |
合計(税込) | 1,034,000 |
全ての歯を失った場合
すべての歯を失いインプラント4本で修復する場合 | |||
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治療内容 | 1箇所あたりの金額(円) | 使用本数(本) | 小計(税込) |
インプラント(下部) | 297,000 | 4 | 1,188,000 |
インプラント(上部) | 165,000 | 4 | 660,000 |
ブリッジ(人工歯) | 132,000 | 8 | 1,056,000 |
CT撮影料 | 無料 | 術前・術後 | 0 |
合計(税込) | 2,904,000 |
すべての歯を失いインプラント6本で修復する場合 | |||
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治療内容 | 1箇所あたりの金額(円) | 使用本数(本) | 小計(税込) |
インプラント(下部) | 297,000 | 6 | 1,782,000 |
インプラント(上部) | 165,000 | 6 | 990,000 |
ブリッジ(人工歯) | 132,000 | 6 | 792,000 |
CT撮影料 | 無料 | 術前・術後 | 0 |
合計(税込) | 3,564,000 |
インプラント目的の抜歯に関しまして
インプラント目的の抜歯は、混合診療となり保険請求ができかねます。
自由診療のため1歯11,000円がかかります。
ご理解の程よろしくお願いいたします。
インプラント治療の流れ
1. 事前検査
インプラント治療を始める前には、慎重な事前検査が必要になります。レントゲン撮影・CTスキャン・口腔内模型検査などによる十分な検査を行い、綿密な治療計画を立てます。患者様の同意を得てから手術の日程を決めます。
2. 治療開始
お口の中が清潔で炎症のない状態であることが確認したうえで、治療を開始します。
局部麻酔を行ったあと、顎の骨にインプラントを埋め込みます。このインプラントが新しい歯の土台となります。手術後は、インプラントと骨が結合するまで待ちます。様々な条件によって期間が異なりますが、2ヶ月~半年が目安となります。
3. 人工歯の装着
インプラントが顎の骨と結合したら、インプラントの上にアバットメントを連結して人工の歯(上部構造)を装着する準備をします。
4. 人工の歯(上部構造)を装着
インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着します。これでインプラントを装着する治療が終わります。
5. メンテナンス(検診)
インプラントを装着した後、インプラントを長持ちさせるため、メンテナンス(検診)に定期的に通っていただく必要がありま す。インプラントのネジの締まり具合を点検したり、噛み合わせの調整も必要になります。また、インプラントはむし歯にはなりませんが、メンテナンスを十分 に行わないと歯周病にかかることがあります。
現在当院では東京医科大学病院歯科口腔外科 主任教授 近津 大地先生と連携して行っております。
保証について
インプラント治療は、多額の費用と長い期間がかかります。
しかし、歯科医院での定期的な検診と患者さんご自身によるメンテナンスを続ければ、その効果は天然歯と同じくらい長持ちします。
インプラントは手術が終われば終了というわけではなく、手術を受け、噛めるようになることが1つのゴールです。
そして、長く持たせるためにはそこからがスタートとなります。
歯科医師、衛生士から指導されたメンテナンス方法を続けていただいた方を対象に、以下の保証をさせていただきます。
【保証年数】
インプラント体 10年
人工歯(被せ物) 5年
インプラントのメンテナンス
インプラントの寿命は入れ歯やブリッジと比べて長いとされていますが、治療後に適切なメンテナンスが行われるかによってその寿命は大きく左右されます。
インプラントをより長く使用頂くためには、歯科医院で定期的にメンテナンスと患者様ご自身のセルフケアが重要です。
1. 歯磨きとフロスでのクリーニング
インプラントは他の歯と同様に、日常の歯磨きとフロスでクリーニングを行います。
特に歯垢や食べ残しを残さないよう丁寧に除去しましょう。
2. 柔らかいブラシと低研磨剤を使った歯磨き
歯科医師や衛生士の指導に従って、柔らかいブラシと低研磨剤の歯磨剤を選び歯の磨き方に注意しましょう。
3. 衛生士による専門的なクリーニング
日々ご自宅でしっかりとケアをしていても、患者さん自身では磨けない部分がどうしてもあります。
医院で衛生士によるプロフェッショナルなクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を除去し、インプラント周囲の衛生状態を維持します。
4. 生活習慣の見直し
喫煙や過度のアルコール摂取は口腔内にも影響します。
口腔内に影響を与えるこれらの習慣を見直してみましょう。
5. 問題の早期対応
インプラント周囲の炎症や歯茎の腫れ、歯肉の退縮などの異常がある場合は、すぐに歯科医院にご相談ください。
また、歯科医院で定期的なチェックを受けることで、そのような変化に早期に対応することができます。
インプラント治療のメリットデメリット
インプラント治療のメリット
・自然な歯と同じように見えるだけでなく、噛み応えなども感じることができます
・適切なケアを行うことで長期にわたって使用することができます
・他の治療法では周囲の健康な歯を削る必要がある場合がありますが、インプラントは隣接する歯を削る必要がありません
インプラント治療のデメリット
・インプラント埋入には手術が必要なため、傷口の治癒等に回復期間が必要です。
・インプラント治療には複数の段階があるため、治療完了まで数カ月かかります
・保険が適用されないため自費治療となり、費用がかかります。
歯科用CT
歯科用CT(Computed Tomography)とは、CT撮影装置とコーンピュータ処理により撮影データを3次元的に構築し、骨の状態などが正確・高精度に診断できる装置のことをいいます。
一般的な歯科用レントゲンでは判別が難しかった骨の厚みや密度までも簡単に計測できるようになりますので、より高度な治療が可能になります。